http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roukei/2009/08/index.html
概況 (1) 一般経済の概況 景気は、厳しい状況にあるものの、このところ持ち直しの動きがみられる。 ・輸出、生産は、持ち直している。 ・企業収益は、極めて大幅に減少している。設備投資は、大幅に減少している。 ・雇用情勢は、急速に悪化しており、厳しい状況にある。 ・個人消費は、このところ持ち直しの動きがみられる。
先行きについては、当面、雇用情勢が悪化するなかで、厳しい状況が続くとみられるものの、在庫調整の一巡や経済対策の効果に加え、対外経済環境の改善により、景気は持ち直しに向かうことが期待される。一方、生産活動が極めて低い水準にあることなどから、雇用情勢の一層の悪化が懸念される。加えて、世界的な金融危機の影響や世界景気の下振れ懸念など、景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要がある。
(2) 労働経済の概況 労働経済面をみると、雇用情勢は、急速に悪化しており、厳しい状況にある。
・完全失業率は、平成21年6月は前月差0.2ポイント上昇し、5.4%となった。 ・15〜24歳層の完全失業率は、上昇している。 ・新規求人数は、減少傾向で推移している。 ・有効求人倍率は、一段と低下している。 ・雇用者数は大幅に減少している。 ・製造業の残業時間は、生産が持ち直していることを反映し、増加している。 ・定期給与は持ち直しの動きがみられる。ボーナスを含む特別給与の大幅な減少に伴い、現金給与総額は大幅に減少している。
主要変更点 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roukei/2009/08/18.pdf |